2012年06月28日

原発・非正規・貧困−諸悪の根源は経団連

全交の呼びかけで毎週水曜日、経団連前アクションがおこなわれています。以下は、6月20日の行動の様子。さまざまな人が参加し、発言しています。ただし、翌々日の首相官邸前4万5千人に比べるとかなり見劣りのする参加者数を、もっと増やしていかなくてはなりません。

【「金よりも命だ」と経団連前アクション】

平和と民主主義をめざす全国交歓会は6月20日、「金よりも命だ!再稼働撤回!経団連前アクション」に取り組んだ。

大手町の経団連会館。「銀行は富をはきだせ」「われわれは99%」のプラカードが並ぶ。高畑宅二さんは「関西の財界は『停電になったらどうする』と自治体首長に再稼働容認を迫った。メガバンクは東電への融資に、家庭向け料金値上げと柏崎刈羽の再稼働がなければ融資を止める『特約条項』を設けた。原発メーカーは福島の苦しみをよそに原発輸出に乗り出している」と経団連の罪状を指摘。土屋典子さんは「99%に貧困と格差を押しつけている諸悪の根源が経団連だ。原発なくせ。再稼働するな。非正規労働なくせ」と迫った。

東京在住15年という女性がマイクを握り、「原発の恩恵を得て生きてきた世代だからこそ、原発は手放さないといけないと思う。まさか自分がこういう抗議行動に参加するとは夢にも考えなかったが、一人の母親として子どものためにやれることをやりたい。気付いてしまったからには、何もしないでいることはできない。次世代に安心できる世界を渡すことが私たち大人の責任です」と語った。

妖怪ぬらりひょんが「命よりお金が大事でございます」と福井県を食い物にする絵を掲げた女性は「ぬらりひょん=一部の特権階級から私たちの生きる権利を取り戻しましょう」と呼びかけた。

全交は毎週水曜日18時半〜19時半、経団連前で行動を続ける。

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(浅井健治)
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2012年06月13日

反原発デモ応援給水所

1235号の「主張」に「5月27日の炎天下の原宿デモでは、『反原発デモ応援給水所』が出現した。日本の民衆運動史上、3・11以降の反原発デモほど沿道から歓迎され声援されるデモはない」と書きました。この給水所の写真をアップしておきます。撮影は山根昭平記者。記事は
http://www.mdsweb.jp/doc/1234/1234_45t.html
にあります。
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イラク石油労働者弾圧をやめろ

イラク石油労働者の弾圧をやめろ、という抗議メール・キャンペーンが"LabourStart"というウェブサイト上で行われています(6月5日〜)。
http://www.labourstartcampaigns.net/show_campaign.cgi?c=1390
で、名前・メールアドレス・所属団体(なくても可)・国を記入し、メッセージを書いて(サンプルの英文をそのまま使っても可)"Send Message"をクリックすればOKです。抗議メールはイラク議会や石油省、石油会社などに届きます。

2009年夏、全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)大会参加のため来日し、経産省資源エネルギー庁と石油企業2社を訪れて「イラクの石油に手を出すな」と要請したアブ・ワッタンIFC(イラク自由会議)副議長(当時)も戒告と6か月の給与カットの攻撃を受けています。抗議メールにぜひご協力をお願いします。以下は同サイトのアピールの大意です。

−ここから−

イラク石油労組活動家に対する攻撃をやめろ

世界約2千万人を組織するICEM(国際化学エネルギー鉱山一般労連)と連携したキャンペーン

イラク政府当局はたびたび労働組合活動に介入している。その手段は、労組活動家に対し強制配転や降格、罰金、移動制限その他の罰則を科すというもので、これらはサダム・フセイン政権時代以来のイラク労働法・国家公務員法によって許容されてきた。労働者の諸権利の抑圧は石油部門で最も激しく、石油省は石油会社と手を取り合って上記の罰則を強行実施している。

この厳しい姿勢は、2011年4月17日イラク南部のマイサン石油会社で、会社の腐敗に反対して平和的にデモをしていた26人の労働者を逮捕したことにも示されている。デモの実施について事前に許可を得ていたにもかかわらず、石油省の調査の結果、8人の労働者が懲戒処分、残る18人にも警告が与えられた。26人全員が、同様の行動をくり返せばさらに重い処分が科せられるとの指示を受けている、2011年12月13日に会社から一人一人に届いた書簡は、同じような活動にかかわり続けるならこの労働者たちの生計は危機にさらされることになると述べていた。

さらに、2012年1月11日には第1129号調査委員会の勧告に従ってGFTUWCI(イラク労働組合労働者評議会総連合)バスラ支部副委員長のアブドルカリーム・アブドルサダ(愛称アブ・ワッタン)に戒告と6か月の給与支払い停止の処分が言い渡された。同じ調査委員会の勧告に基づき、IFOU(イラク石油労組連合)委員長のハッサン・ジュマ・アワドには3年間の降格処分が、IFOU南部石油労組執行委員でIFOU中央委員のアデル・アブードには書面による多重戒告処分が科せられ、GFTUWCI石油労組員のアブドル・カリク・ナセルは書面による警告を受けた。これら全員に「騒乱の扇動」の嫌疑がかけられている。

−ここまで−

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経産省に「イラク石油開発の違法な入札に手を貸すな」と要請するアブ・ワッタン(左、2009年7月31日)

(浅井健治)
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2012年06月05日

MDS集会/まとめの発言

6月2日東京、3日大阪で「原発・新自由主義・非正規労働をなくそうMDS集会」が開かれました。集会プログラムのうちMDS佐藤委員長の講演については次号に要旨を掲載しますが、それ以外は紙面の制約上取り上げることができませんでした。以下は、東京集会での高畑さんと司会のIさんのまとめの発言の一部です。とくにIさんのまとめは、これだったら誰でもMDS入ってみようかなという気にさせられるだろうと思われるセンスあふれる呼びかけでした。

◎高畑さん
 原発、がれき、非正規、オキュパイ、イラクの民主的変革―こういう運動はつながっている。それは、1%のグローバル資本の新自由主義が私たちの生活を圧迫し、命を危険にさらし、ぎりぎりの限界のところまで来ている、ということ。今の社会のシステムを変えるためには、MDSが、先ほどMDSの同盟員の方々がアピールしていたように、闘い続けていかなくてはならない。
 今の社会を変えたい、希望ある社会をつくりたい、この思いを共にし闘っていくのがMDSです。人間らしく生きる、ひとりひとりを大切にする社会をつくりたい、生きることそしてつながること、その中で新しい私たちの社会、民主的で希望ある社会をつくっていく。これがMDSです。ぜひMDSにご加入ください。

◎Iさん
 私は心配だ。いつまで元気に、例えば私自身こういう活動ができるのかと考えるし、今フル稼働で動いているMDSのみなさんのことも心配になる。そういう状況です。
 きょう初めていらっしゃってMDSに入ろうか迷われてる方にとっては、この漢字いっぱいのMDS(民主主義的社会主義運動)って何だ、原発・新自由主義・非正規労働がどうつながってるんだ、という疑問がおありになると思う。要は(横断幕上の「命」の字を指して)ここにこの三つがつながっている。命を奪われる。食わされて、飲まされて、いつの間にか空気吸わされて、仕事奪われて、買わされて、ということが全部つながるのが、この「命」という字。この対極が、ちょっと似てる漢字で「金」という字がありますね。
 MDSはモグラたたきみたいにいろいろ起きてくる問題を根本から直そうと頑張ろうとしているので、それを漢字で書くとこんな長くなってしまう。カタイなあと思われるのも仕方ないが、ぜひご自分の言葉で「私殺されてるかもしれない」とか語れるようにしながら仲間と一緒に活動していただければ、また、次のMDS集会にみんなが元気で参加できるように、休息もとりながら、ぜひ笑顔で集まれるように次回につなげていただければと思います。

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(浅井健治)
posted by weeklymds at 16:25| 報道/活動報告