2019年04月26日

アースデイ東京 "One Peace Okinawa"

【アースデイ東京 "One Peace Okinawa"/沖縄の問題を自分のこととして/ジュゴンを救え ハガキ行動も】

 アースデイ東京2019が4月20〜21日、代々木公園をメイン会場に開催された。両日とも好天に恵まれ、家族連れや若者ら多くの人出でにぎわった。
 けやき並木の一角、実行委員団体“One Peace Okinawa”のステージテントでは、「平和なくらしのつくりかた〜沖縄から問われる民主主義〜」と題してトーク&ライブのプログラムが組まれた。「安心・安全に暮らしたい」という当たり前の権利が守られていない沖縄。沖縄のことを誰にも関わる“ジブンゴト”として一緒に考えようと企画された。ゆんたく高江やジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)、Milk[弥勒]などが共同出展した。

 SDCC代表でもある海勢頭(うみせど)豊さんは「国家のウソによる犠牲。何も変わらない日本の姿が天皇の伊勢神宮参拝に映し出されている。これは正さなければならない」と切り出し、『ああ対馬丸』『喜瀬武原(きせんばる)』『ザンの海』『トラジの花』『はるかな南の島』『月桃』を熱唱。ピースデポ共同代表の湯浅一郎さんは沖縄の軍事化の現状を伝え、「朝鮮半島で始まった平和・非核化の動きを活かし北東アジア非核兵器地帯をめざそう。非軍事・生物多様性・循環をキーワードに国や自治体の政策の検証を」と説いた。
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(海勢頭豊さん)

 宜野湾市の緑ヶ丘保育園父母会メンバーの女性は「部品は米軍のものだが落下はしていない、という米軍のあり得ない言い訳を『はい、そうですか』と受け入れた政府に唖然とした」と憤り、東村高江在住の演奏家、石原岳さんは「沖縄は都合のいい時だけ日本の中に入れられ、都合の悪い時は沖縄の問題だから沖縄で解決しなさい、と。それは違う。沖縄の問題じゃない、日本の問題、みんなの問題のはず」と苦言を呈する。
 第32軍(沖縄守備隊)司令官だった牛島満中将を祖父に持つ元小学校教員、牛島貞満さんは「祖父が南部撤退を命じなければ、多くの住民が犠牲になることはなかった。責任は大きい。軍隊は住民を守らない。沖縄は“皇土”の防波堤にされた」と沖縄戦の歴史をたどった。
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(牛島貞満さん)

 SDCCメンバーは、ジュゴン個体Bの死を無駄にすまいと「OKINAWAじゅごんを救え!大騒ぎキャンペーン」=要請ハガキ運動への協力を呼びかけた。岩屋防衛大臣宛てで、辺野古埋め立て工事の即中止とジュゴンA・Cの生息状況調査・保護を求めている。「私のひと言」を記入する人、複数枚持ち帰る人が相次ぎ、500枚用意していたハガキは初日のうちに品切れとなった。
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(編集部 浅井健治)
posted by weeklymds at 14:45| 報道/活動報告