2021年08月12日

太平洋での米軍の犯罪に糾弾の声を上げよう

2016年9月3日、IUCN(国際自然保護連合)第6回世界自然保護会議が開催されていた米ハワイ州ホノルル市で「太平洋での米軍の犯罪に糾弾の声を上げよう」というタイトルの集会・デモが行われました。
【IUCN会議に新しい風/自然保護運動の変革促す市民の力/環境破壊の元凶はミリタリズム】
http://www.mdsweb.jp/doc/1446/1446_08a.html

以下は紙面の制約で掲載できなかった同集会・デモの写真です。

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集会のチラシ。「IUCN世界会議のテーマは『岐路に立つ地球』。持続可能性、気候変動、生物多様性などが議論される。しかし、太平洋の軍拡の恐怖について何も触れないのは、納得できない」とあります。

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集会開始前に並べられたポスター。「米軍モンスターはハワイから出ていけ」「真珠湾=毒物危険」「米軍は太平洋を汚染するのをやめろ」「この惑星を非軍事化しよう」「占領は自然保護ではない」など。

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元米陸軍大佐でイラク戦争に反対して外交官を辞め、何度も沖縄を訪れているアン・ライトさんも参加しました。

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先住民スタンディングロック・スー族の水源を壊す「ダコタ・アクセス・パイプラインNO」

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「パガン島を救え/テニアン島を救え/私たちの歴史/私たちのふるさと」「沖縄にもどこにも米軍基地が多すぎる」

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「米軍は太平洋を壊し、世界を壊す」「資本主義は地球を破壊している/まさに革命が必要だ」

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「自然保護? アイヌはそのことを知っている」

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「ハワイに爆弾を落とすな」

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太平洋・カリブ海の島々などの地名と各国語の「団結」で「米軍基地は出ていけ」のスローガンを囲っています。

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「米内務省の先住民支配にNO」。先住ハワイアンの民族自決権の認定が米内務省によって行われることに抗議する横断幕です。

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「ジュゴンの海に基地はいらない」「ハワイに爆弾を落とすな」。二つの横断幕が並びました。

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TMTはマウナケアに官民共同国際プロジェクトで建設される口径30m巨大望遠鏡です。

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レッド・ヒル・タンクはパールハーバー近くの米海軍ジェット燃料タンクで、大量の燃料が漏れ出しています。

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「ジュゴンは私たちに(または米国に)平和を教えている」

「基地・軍隊こそ環境破壊の元凶」は理屈ではなく現実の運動課題です。その運動は先住民の自己決定権回復の闘いと深くつながっています。

(編集部 浅井健治)
posted by weeklymds at 19:36| 報道/活動報告